スマホやタブレットの普及に伴い、LINEなどのSNSを使った闇金(LINE闇金)が急増しています。借りるのが簡単だからといって安易に近づくのは大変危険です。
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LINE闇金が急増している(LINEなどのSNSを使った闇金)
最近ではスマホがすっかり普及しており、利用者も年々増えています。
ガラケーと違い、スマホの便利な点はなんと言っても「LINE」や「ツイッター」、「フェィスブック」といった「SNS」が利用できるところでしょう。
従来の闇金は主に携帯電話(ガラケー)を勧誘や取立てに使っていましたが、最近では「LINE闇金」と呼ばれる、LINEを使った闇金業者が急増しています。
彼らは「LINE」だけでなく「Facebook」や「ツイッター」などの主要なSNSも利用しています。
Twitterを使った個人間融資をうたう「Twitter闇金」も近年増加しています。
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なかでも、被害件数が最も多いのが、LINEを使った闇金被害です。
LINE人気の特徴
LINE(ライン)のコミュニケーションツールとしてのことさらに便利な機能、それは
24時間、
いつでも、
どこでも、
国の内外を問わず、
スマホを持つあらゆる人たちと、
無料でつながれる、
といったところでしょう。
よく似た機能を持つツールにフェイスブックやインスタグラム、ツイッターなどもあります。
が、これら他のSNSツールに比べ、圧倒的にユーザー数が多く、機能も幅広いという二点がLINEの特徴でしょう。
ツールそれぞれに一長一短ありますが、LINEの場合、
双方向にクローズドな空間でつながることができる。
という機能に突出している点が人気の秘訣といえるでしょう。
LINEヤミ金・SNSヤミ金に関する情報提供(口コミ)をお願いします。
LINE闇金とは?
なかでも line闇金(ラインヤミ金)とは、スマホ用SNS(コミュケーションアプリ)をツールとして使い、現金の貸し付けをする闇金業者のことを指します。
彼らは法定内の金利で貸し付ける貸金業者ではなく、もちろん違法貸金業者です。
「LINE闇金」と「ソフト闇金」は同じ業者がツールと業態を使い分けているケースが多いですが、従来の闇金業者と中身は変わりありません。
安易にお金を借りたり関わったりすると、大変なトラブルに巻き込まれることが往々にしてあります。
スマホの普及に伴い、危険なトラブルも・・
スマホの普及に伴い、急速に利用者の数が加速しているのがSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)。
スマホ上で動くアプリを稼働させることで音声を介さずに情報交換できることから急速にユーザーが拡大しています。
中でもLINEは、共通のアプリをインストールするだけで携帯端末や通信キャリアを選ばず、チャットが可能、必要に応じて無料音声通話も可能、とその便利さは群を抜いています。
さらにはLINEゲームサービス、LINE音楽配信サービス、などありとあらゆるエンターテイメントが楽しめる端末空間を実現しています。
現在では仕事上のコミュケーションツールとしても不可欠のツールとなっていますが、仕事以外(子供の習い事やスポーツグループ、サークル活動の連絡ツール)など利用現場は広がり、スマホを持っている以上無くてはならないアプリとして成長しています。
LINE(ライン)はその便利さから、生活の中のあらゆるシーンで活用してしまう、という一面危険をはらむ面も持ち合わせています。
スマホの普及にあわせてどんどん増えるLINEユーザー。ユーザーを取り巻くトラブルや事件も当然ながら増加しています。
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090金融からLINE闇金へ
従来の携帯電話端末による闇金の貸し付けといえば「090金融」「080金融」が主でした。
LINE闇金が「090金融」「080金融」と大きく違う点は、LINEの通話機能・チャット機能だけを利用して貸し付けを行うというところです。
チャット(スマホ上での文字による会話)を使えば、「高利貸しにお金を借りている」という借り手の心理的な抵抗を小さくすることが可能になります。
従来の携帯電話端末によるやりとりであれば、貸金業者と直接音声を介して通話をしなければなりませんでした。
借り手としては、もちろん不安もありますし恐怖感や抵抗感も強いでしょう。
LINEを介することにより、借り手のそういった心理的なハードルを大きく下げるという効果が考えられます。
さらに、LINE闇金というシステムは、闇金業者にとってのメリットも大きいものがあります。
通信手段に必要なものは「LINEアカウント」というIDのみであり、「090金融」などのように借主に携帯番号を知られることはありません。
つまり検挙される可能性が格段に下がるというわけです。
また、警察に身元を確認されないために用意していた「トバシ携帯」など経費のかかる道具を
揃える必要もなくなります。闇金のコストダウンにつながるというわけです。
とはいえ「LINEアカウント」を一つあるいは二つ用意するために携帯電話番号が一つ必要になります。
明らかな犯罪行為に使われた電話番号というものは、弁護士や警察による開示請求により契約者あるいは所有者の特定が可能になります。
コストダウンが可能とはいえ、闇金業者には複数のスマホが必要になってきますので、従来の「トバシ携帯」は未だに使われているようです。
ただ、携帯電話番号とは違い、LINEアカウントから業者の身元を確認するのには手続き上のタイムラグを必要としますので、やはりLINEが闇金業者によって便利なツールとして利用され続けられることは間違いないでしょう。
闇金業者がLINEを使うメリットは他にもあります。
- 融資の申し込み
- 身分証明書の収集
- 振り込み日の連絡
- 振込先口座の連絡
- 返済日の連絡
これらを全てLINEの済ますことができるからです。
通信料もかからず、トバシ携帯の経費も抑えられ、現行犯逮捕のリスクも下がる、、これらメリットの大きなLINE闇金はこれから増えていくものと考えられます。
LINE闇金(ラインヤミ金)の特徴
LINE闇金(ラインヤミ金)とは、SNSの中でも最も一般的に利用されているLINEを活用する闇金業者のことです。
LINEでのやり取りは電話で直接闇金業者と会話する必要がありませんから、借り手にとってお気軽なイメージがあり、ついつい借り手が手を出してしまうという特徴があります。
特に最近増加している「ソフト闇金」が、このLINEを使った融資の勧誘・取り立てを行うケースが増えています。
闇金業者にとっては、LINEを使うメリットがあり、かつまた借り手にとっても便利という点が、LINE闇金が増えている理由と考えられます。
加害者も被害者も「クローズドな空間」で「パーソナルな状態」でスピーディなやりとりが可能、という理由が大きいでしょう。
また、闇金業者にとってのメリットとは、借り入れの申込み、身分証明の確認、勤務先の在籍確認、支払いや振り込み口座の指定、督促などの連絡一切を全てLINEで行えること。
従来の携帯電話やスマホを使った活動では、リスク分散のために複数の携帯電話を入手する必要があり、それなりの費用がかかるというデメリットがあります。
また、なんと言っても電話番号を借り手に知られる恐れがないため、検挙や通報・携帯電話の利用停止などといったリスクも防ぐことが出来ます。
さらに、LINEでのやり取りはメッセージや通話は一切無料で行えます。
このため、借り手の居住地が遠距離の場合でも通信費を抑えることができるといったメリットもあります。
LINE闇金の勧誘方法(1):名簿屋から携帯番号を入手
LINE闇金の勧誘は、やはり主にスマホを通じて行われます。
その勧誘方法は主にSMS(ショートメール)が使われています。
SMS(ショートメール)を使ったヤミ金の勧誘
スマホのメールアドレスに直接送られてくる「迷惑メール」、名簿業者から不法に入手した電話番号に送られてくる「ショートメール(SMS)」が主な勧誘の手口です。
教えていないはずのメールアドレスに知らない個人名や企業名で迷惑メール(スパムメール)が送られてきた経験のある方は多いと思います。
闇金業者は、メールアドレス回収業者や迷惑メール送信代行業者(いずれも違法)などからメールアドレスを買い取り、無差別に迷惑メールを送りつけてきます。
また、ショートメール(SMS)に迷惑メッセージを送りつけて勧誘することもあります。
ショートメールは電話番号さえ判っていれば、そこに直接メッセージを送ることができるため、闇金にとっては大変便利な方法です。
電話番号は、こちらも違法業者である「名簿屋」から不法に入手したものです。
メールやメッセージの内容は、
- 在籍確認不要!
- ブラックの方歓迎!
- 専業主婦の方OK!
- 来店不要の即日融資!
- やり取りはLINEだけでOK!
- 連絡はLINEのみ、電話する必要はありません!
といったような文言で顧客を勧誘してきます。
電話で直接会話する恐怖感がなく、手軽でスマートなイメージを持ってしまう、LINEだけのやり取りなので簡単、といった借り手の心理から不安感を取り除く巧妙で狡猾な勧誘方法です。
LINE闇金の勧誘方法(2):ソフト闇金掲示板にIDを入力させる
LINE闇金の勧誘方法で一般的なものは、携帯電話(ガラケー)時代のものと基本的にはよく似ています。
よく利用されているのが大手匿名掲示板を利用した「闇金掲示板」。
掲示板を使って、多重債務者などをターゲットに低金利での貸し付けをうたった書き込みを投稿し、融資のやりとりを行うものです。
従来型の匿名掲示板に加え、LINE掲示板などもネット上に広がっていていますのでこれら掲示板が融資の舞台となります。
LINE闇金業者はこれら掲示板を使って勧誘をかけ、LINEアカウントを入力させます。
ここで入手したLINEアカウントにさらなる勧誘をしかけていくのです。
ツールもLINEのみに限らず、ツイッターやその他SNSも活用できます。
勧誘の際のうたい文句も従来型の闇金とほぼ同じ、
- 多重債務者歓迎
- ブラックOK!
- 低金利
- 来店不要
- 即日融資可能
- 会社等の在籍確認必要なし
- LINEによる連絡のみ!
といったものです。
LINE闇金といっても闇金は闇金です。
安易に連絡し闇金の勧誘に乗ることのないよう十分気をつけてください。
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LINE闇金の勧誘方法(3):ソフト闇金のサイトにIDを入力させる
LINEを使ったコミュニケーションには従来必要だった「携帯番号」が表に出ることはありません。
携帯番号は基本的に、LINEユーザーが登録の際に一度だけ必要になります。
LINEによるコミュニケーションに必要なものは「LINE ID」「LINEアカウント」と呼ばれる「ID」すなわち英数文字や数字の羅列で構成されたユーザーニックネームのようなものです。
したがって、融資を申し込む時も心理的な抵抗感が少ないのが特徴です。
最近の闇金の傾向として「ソフト闇金」と「LINE闇金」が連動しているという点があげられます。
LINE闇金の多くはソフト闇金であることが多く、ソフト闇金の常套手段であるホームページを使った勧誘を行っています。
ソフト闇金のホームページは、申込みフォームの個人情報入力欄に「LINE ID」の入力が「必須」となっています。
ホームページの宣伝文句も、上記のような文言でいかにもソフトな貸金業者というイメージで訴求しています。
ホームページとLINEだけで融資の申込みが完結する、という点を強調し、借り手の不安を和らげようとするわけです。
メールやIDなら電話番号を知られることはないから大丈夫?
先述した「迷惑メール」の場合、ショートメールやホームページによる勧誘とは違い、闇金側はメールアドレス回収業者を通じてメールアドレスだけを調べています。
この場合、電話番号を闇金に知られているわけではないので、借り手側に安心感があり、恐怖感を実感しない方もおられると思います。
電話番号が知られていないというだけで、果たして安心してしまって良いのでしょうか。
LINE闇金(ラインヤミ金)、ソフト闇金と言えど相手は立派なヤミ金です。
一旦返済が滞ると、闇金の本性を現します。
業界のネットワークを駆使し、個人情報を調べ上げ、執拗な取立てが始まります。
お金を借りた本人だけでなく、家族や親戚、勤務先や子どもの学校にまで連絡し、悪質な取立てを行いますので、従来の闇金と何ら変わることはありません。
LINEを通じた脅迫に近い督促はもちろん、第三者を巻き込んでの電話による嫌がらせなどの被害が延々と続くことになるのです。
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Facebookやツイッターを使った取立ても!
LINEを使っている方は、アカウントをFacebookと連動させている方も多いと思います。
闇金は個人情報を特定し、FacebookやTwitter(ツイッター)のアカウントをつきとめ、つながっている友達や家族・兄弟・勤務先などに借り手の誹謗中傷を投稿します。
「カネを貸したのに返さない」
といった内容をしつこく書き込み続け、借り手の精神が疲弊するまでやめることはありません。
LINE IDを教えるだけだから大丈夫、と思い込んではとても危険です。
闇金は借り手の個人情報をつきとめ、SNSを駆使して嫌がらせや執拗な督促を繰り返すのです。
手軽だからといって、安易にLINE闇金に近づいてはいけないのです。
女性を食い物にするLINE闇金(ソフト闇金・ラインヤミ金)のこわさ
LINE闇金は、画像や動画といった顔出し可能なデータを送受信することが出来るため、融資の条件として顔写真と身分証明書の自撮り写真を送るよう強要したりします。
ひどいケースでは女性に対し裸の自撮り写真(ヌード写真)を送らせることもあります。
一度でもそのような写真を送ってしまえば大変恐ろしいことが待っています。
送ってしまった写真は
「返済が滞ったら、裸の写真をツイッターなどのSNSでばらまく」
という脅迫に使われてしまうのです。
借金のカタに裸の写真を使われてしまうということです。
流行りの「リベンジポルノ」に酷似したやり口ですね。
・リベンジポルノを悪用する闇金の例(中国の学生向け闇金【裸ローン】)
最近はソフト闇金の業者の中にそういうポルノ写真を要求してくる業者が増えてきています。
裸の写真は、当該業者だけでなく、仲間の闇金業者や詐欺業者などで共有されてしまうこともあり、一度送ると大変な結果が待っているというわけです。
事実、LINEで送ってしまった顔入りの裸の写真が近所や職場、学校などにばらまかれてしまった事例や、写真が印刷されて街中に貼り出されてしまったという被害も起きていますので、厳に注意しなければなりません。
また、通常のLINE利用者であれば、付き合いたくない相手に対し「未読スルー」や「ブロック」といった拒否方法があります。
しかし、これは犯罪者である闇金には通用しません。
借金を踏み倒された、逃げられた、とただちに判断され、闇金特有の嫌がらせが始まってしまいます。
通信手段がLINEだけ、ということからヤミ金側も神経質になっており、少しでも連絡が滞れば過剰反応を起こし、厳しい嫌がらせがたちまち始まるのです。
借り手側は「LINEだけのやり取りだから大丈夫。」と思いがちですが、闇金側は借り手の個人情報を融資の時点で掴んでいます。
融資の際に手に入れた被害者の個人情報を元に危険な報復手段に出るのは必定です。
未読やブロックで逃げることができると考えるのは非常に危険です。
ことLINE闇金に関しては、闇金側の情報が少ないということで警察はおろか、闇金に強い法律家ですら対応をしてくれないケースがほとんどです。
しかし、LINE闇金(ラインヤミ金)に強く、LINE闇金に積極的に対応してくれる法律家は存在します。
LINE闇金対応の法律家に相談して、確実な解決を図りましょう。
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LINE闇金(ラインヤミ金)被害の対策・対処法・相談
闇金に一度でも関わってしまうと、個人で被害を解決することは至難の技です。
闇金被害を早期に解決するには、闇金に強い弁護士・司法書士に相談されるのがベストです。
ところが相手がLINE闇金(ラインヤミ金)の場合、事情が若干異なります。
被害解決を弁護士や司法書士などの専門家に相談する場合、闇金業者の電話番号を伝えることは欠かせません。
しかし、LINE闇金は基本的に電話番号を借り手に教えることはありません。
LINE闇金のホームページを見ても、社名や住所、貸金業の登録番号どころか、電話番号など一切の連絡方法が書いてありません。
ソフト闇金のホームページには、運営者情報や会社概要(ほぼ架空の情報)が載っている場合がありますが、LINE闇金はそういった連絡先のわかる情報を掲載することはありません。
なので、法律家に相談しても対応できないというケースが往々にしてあります。
闇金業者を特定し、法律家の「受任通知」を通知することが出来ないからです。
ですから、LINE闇金被害に対応できる法律家に相談することが一番のの解決方法となります。
LINE闇金被害の解決実績のある事務所は以下の通りとなります。
いち早くLINE闇金に強い法律家に相談され、解決をはかられることをおすすめします。
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LINEを使うデメリット
LINEはスマホやタブレット・ipodなどで手軽に使えるコミュニケーションアプリです。
メールをやりとりするよりも簡単に素早く相手と連絡が取り合えることからスマホの普及とともにここ数年で急速にユーザーが増えました。
メールでは手間がかかったグループ間でのコミュニケーション(グループトーク)も手軽になり、プライベートのみならずビジネスシーンでも使われることが増えています。
しかも利用料は無料、LINE間の電話も無料などなど、LINEのメリットばかりが目立ちます。
ところが、ユーザーが非常に多くて便利という反面、この点をターゲットにするトラブルが最近増えています。
数年前、携帯電話のユーザーをターゲットにした架空請求詐欺が激増した背景に似ているかもしれません。
未成年の性犯罪が安易に
ポケベルが普及した当時も携帯電話が普及した当時も同様のことが起きましたが、このLINEも未成年の性犯罪を助長する温床となっています。
LINEのその使いやすさから、LINEを利用した援助交際や恐喝事件などの犯罪が2013年前後から増加傾向にあるということがわかっています。
もちろんLINEの利用規約にも書かれていることですが、禁止事項として下記の規約が定められています。
「性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない異性との出会いや交際を目的とする行為、他のお客様に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他本サービスが予定している利用目的と異なる目的で本サービスを利用する行為。」
知らない異性との出会いを目的に使用してはいけません。ということです。
もちろん、LINEの基本機能に出会い系サイトのような機能が初期段階でついているわけではありません。
ですが、昔のポケベルや携帯電話同様に個人間でお互いのアカウントを交換しあい、連絡を取り合うことは十分可能です。
ID・アカウントを交換しあう媒体は、携帯電話番号の交換と変わりなくネット上のBBS等のサービスや商業目的の出会い系サイトです。
出会い系サイトは未成年の使用を厳に禁じていますが、LINEはこの限りではありません。
LINEは「出会い系サイト規制法」や「青少年ネット規制法」の規制を受けてはいません。
上記二法にかかる事案は即座に警察が動くことができます。
しかし、LINEに関しては警察も介入に及び腰になってしまっているのが現状です。
LINEの運営者である株式会社LINEは、問題を解決するべくこういった事案の注意喚起と18歳未満ユーザーのID検索に厳しい制限をかけることで対処をはかっています。
LINEを使った特殊詐欺の増加
2014年頃以降、LINEのアカウント(IDとログインパスワード)を乗っ取る(第三者により遠隔操作されたり操作不能にされたりする)行為が増え、金銭を詐取されるという事件が多発しています。
スマホを利用してネットバンキングやショッピングをしているユーザーは多いことと思います。
特に危険なのがショッピング。
スマホを介してのショッピングは「Amazon」や「paypay」「au WALLET」「LINE pay」「Apple pay」などが一般的ですが、LINEを乗っ取ることでこれらカードに割り振られているカード番号を入手することができます。
そして、そのカード番号を送金に使うことで詐欺行為が可能になります。
LINE上で知り合った第三者にカードを購入させてカード番号を送らせてしまえばカードの額面金額が入手できるわけですから、実に簡単な手口です。
振り込め詐欺をより手軽に行う悪質な詐欺といえるでしょう。
スマホを介してのネットバンキングは本人認証が複雑にしてあるため、比較的安全といえますが、スマホそのものを乗っ取られてしまった場合その被害額は甚大なものになりえます。
LINE乗っ取りの対処法
世の中には危険(LINEは安易に使えるという危険性)を察知してか「他のSNSは使うがLINEだけは使わない」とかたくなにLINE使用を拒否する人も中にはいます。
しかし、LINEの普及・汎用性からみてLINEを使わざるをえない状況が昨今増えています。
人の集まるところに詐欺師やペテン師も集まるのが世の常です。
LINEが手軽であればあるほど、そのセキュリティの脆弱性を狙った新しい詐欺が増加している現状に気をつけたいものです。
ヤミ金のメインストリームもこのLINEに近づく傾向が高まり「LINE闇金」が増加しています。
LINEを使わない人もいます。これにならってLINEを最初から使わない、という対処方法もあるにはあります。
それが難しい場合は個人情報をできるだけ慎重に取り扱うことが最大の対処法でしょう。
IDやパスワードを他のサービスと使い回さない、複雑なパスワードに変える、スマホ向けセキュリティアプリをインストールする、など善後策はあります。
ハード面ソフト面での対処法は色々考えられますが、何より大切なことは知らない人と安易にID交換をしない、怪しげな手口に乗らない、メールやWEBサイト上の不審なリンクをタップしない、など自分の手で防げることも多くあります。
それでもLINE犯罪に巻き込まれた、LINE闇金を利用してしまった、といった場合は法律家などの専門家に相談するようにしましょう。
ネットワーク上の犯罪に巻き込まれてしまうことは精神的な苦痛も大きいものがあります。
身近に相談できる人を作ることでメンタル面での支えにもなりますし、専門的な解決をしてくれる法律家の信頼度は圧倒的です。
ほとんどの法律家が無料相談を受け付けていますので、無料相談を活用して相談してみることからはじめてみましょう。