中国で大流行中の「裸ローン」。被害者は女子大生
ここ数年、中国では大学生向けの消費者ローンが急速に拡大しており、社会問題になっています。
中国の学生は、奨学金感覚で簡単に学生ローンを利用してしまい、巨額の借金と違法な高金利を返済することが出来ず、苛烈な取り立てに苦しみ自殺者が急増するなど問題は年々大きくなってます。
この手口は日本の闇金と酷似しており、最初は小口の借金だったものが、返済できずに他の闇金から借金を繰り返し、結果的に返済することのできない莫大な借金を抱えてしまうという典型的な闇金の手口です。
以下、「裸ローン」の被害者達です。
恐ろしいことに、ほとんどの被害者が10代後半から20代前半の若者です。
2017年には、陝西省西安市の19歳の女子大生が「iPhone」を買うために学生ローンから約20万円程の借金をし、返済できなくなり、他の学生ローンから借りてしまいます。
そして次々に別の学生ローンからお金を借りた結果、たった8ヶ月後に約400万円もの借金を抱えてしまいました。
「裸ローン」の担保は裸の写真(学生証入り)
「学生ローン」というのは言うまでもなく「闇金」であり、一度返済が滞ると厳しい取り立てが始まり、毎日督促の電話がかかるようになります。
女子大生は担保としてヌード写真を撮られているため、闇金の脅しに抵抗することができません。
「ヌード写真を学校や友達にばらまくぞ。」
と脅され、女子大生は誰にも相談できず一人で悩み苦しみ自殺を何度も考えるようになっていきます。
この学生ローンと呼ばれる闇金の一ヶ月の利息は25%~35%、中には40%という法外な利息を要求する闇金業者もいます。
例えば2,500元(約21万円)借りれば、20日後には4倍の10,000元にも膨れあがってしまうというとてつもない金利です。
女子大生は成人女性と違い警戒心が薄く、気軽に学生ローンに申込みをしてしまうのだそうです。
この「裸ローン」により追い詰められた女子大生は自殺に走ったり、強制的に売春をさせられたり、その末路は悲惨です。
ヌード写真を担保に取られた福建省厦門市の女子大生は、泉州市のホテルで自殺してしまいました。
借金総額は1,000万円近くにも膨れあがっていました。
彼女が自殺する前には、彼女のヌード写真付きの督促状が彼女の家族の元に送りつけられていたとこのとです。
闇金業者は、最初から女子大生に返済能力などないことはわかっています。
彼女達の家族に支払わせるか、さもなくば売春をさせて回収するのが目的です。
ヌード写真を担保に取る手口は何も中国に限ったことではありません。
日本でも実際に起きているのです。決して対岸の火事ではありません。
このように女性を食い物にする闇金の手口は実に狡猾かつシンプルな手口です。
LINE闇金業者もまた、ヌード写真をLINEで送らせるという手口を使います。
こうなると、中国の被害者も日本の被害者も行き着くところは同じです。
被害が拡大する前に、LINE闇金に強い法律家に相談して一日も早く解決するようにしましょう。
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